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エッセイ・間島さん

エッセイ・間島さん 真島さん


朝日ニューススターというテレビ局をご存知だろうか?ケーブルテレビのニュース専門チャンネルである。一時はアジアのCNNを目指すなどと言っていたが、それは既に中東のアルジャジーラに奪われ、そしていつの間にか日本のCNNとも呼ばれなくなったテレビ局である。なのに局を原宿に移転したそうな、なんじゃそりゃ?どこにそんな金あんの?ファッション分野に力を入れるつもりか?


おっとっと、思わず憂いの高士のような発言をしてしまった。別に深い意味はなく、このテレビ局が嫌いなわけでもなく、単にイントロダクションのつもりである。問題はこの局のある番組である。


このテレビ局にキッズニュースという番組がある。NHKのこどもニュースのような番組と思っていただいてかまわない。高校生ぐらいの女の子と、CG技術で作った生き物と、真島さんという物知りキャラのおじさんの三人がキャスターを務めている子供向けニュース番組なのだが、この番組のCMがよくこの局で流れるのである。私の記憶が確かならばそのCMは7月の下旬あたりから流れ始めた。


真島さん「今日もまだ、自由研究、決まらない。」


CM中にこの句が流れるのである。真島さんが笑顔で楽しそうなリズムを取って一句詠むのである。「自由研究のテーマが決まらないならキッズニュースを見てテーマを見つけようぜ!」というメッセージである。いい奴である、いい番組である。私が小学生だったら見ようと思ったかもしれない。


8月最終週のCM


真島さん「今日もまだ、自由研究、決まらない。」


強烈である。このタイミングでのこのメッセージは強烈である。8月の24日以降になっても自由研究をしていない子供たちがこのCMを見れば、「うお!まだやってない!キッズニュース見る!」とすがる気持ちで見るかもしれない、巧みである。巧みなマーケティングである。ただ、のん気に笑顔でリズムに乗って詠んでる状況じゃないとは思うが。


9月のCM


真島さん「今日もまだ、自由研究、決まらない。」


いやいや、もう決めようよ、なんでもいいから決めようよ。というか提出しましょうよ。と叫びたくなった。新学期が始まってもまだ「決まらない」川柳なのである。はっきり言って、9月中に98%の小学生は決まっていると思う、そして提出したと思う、そして返却されたと思う。



10月のCM


真島さん「今日もまだ、自由研究、決まらない。」


もう知らない、もう誰のキッズの心にも響かないメッセージである。子供も「自由研究?はあ?テストだよテスト。」という反応であろう。いつまで同じCM映像を使ってるんだか。



11月のCM

もう変わっただろう、7月から4ヶ月経ったのだから、さすがに局もCMも変えてくるだろう、時期的にキッズに響くキャッチコピーに変えるだろうと思っていたら・・・


真島さん「今日もまだ、自由研究、決まらない。」


秋である。その秋も深まりつつあるのである。「栗だ!松茸だ!」と自分が一回食べれるかどうかも分らないものに騒ぐ季節である。そんな時期に満面の笑顔でリズムを取って詠んでる姿がすごい滑稽に見えた。真島さんの名誉を損なうつもりはないが、映像上はどう見てもアホ丸出しである。ピエロである。




12月のCM


「今日もまだ、自由研究、決まらない。」


もはや朝日ニューススターの、真島さんに対するイジメである。イジメについての討論番組を制作している場合じゃない、その前に彼を救わないと。
・・・とにかく変わらない。もう学校的に冬休み、冬休みの宿題の時期である。どちらかというと読書感想文の書き方やプリントの片付け方を教えてあげてほしい気分である。自由研究が、未だに決まらない奴なんているのか?卒論か?
もしいたらその子はもう成功である。ここまできたらもはや成功である。自由研究をせず、完全に教師を誤魔化せたという成功である。


12月の終わりあたりも「今日もまだ、自由研究、決まらない。」だった。なんかもう気持ち悪い。もう笑えない。空しくなるだけ、こんなCM空しくなるだけ。何とかして欲しい、変えて欲しい、せめてあのCM自体を流さないで欲しい、暇人の代表格のような烙印を押されようとも初めてテレビ局に抗議の電話をかけようと思ったぐらいである。まあ、本当はそこまでは思っていなかったが。文章上のテンションとしてはそれぐらいである。



この間に、NHKの『こどもニュース』は大人や知識人たちからも「一番、分りやすいニュース番組だ。」という評判を受け、この番組の前のNHKキャスターはフリーで活躍し、大人向けの番組にもコメンテーターとして出演し、ニュースの入門本も出すぐらいになった。一方その頃、真島さんはずっと「今日もまだ、自由研究、決まらない。」を言い続けていたのである。その映像を流され続けていたのである。扱いが適当すぎる。NHKと朝日ニューススター、まさにテレビの光と影である。ここにメディア界の真実の一端が垣間見えた。



そして一月。


私は朝日ニューススターを見なくなった。スペースシャワーやMTVに戻っていたのである。あとモンド21の大学生麻雀大会という面白い番組を発見した。だから真島さんの今は良く分からない。今日、このエッセイを書く前に朝日ニューススターを見たが、あのCMは見れなかった。どうでもいいときに見れて、見たいときに見れない。それがCMなのかもしれない。


だがなんたる偶然、そのとき、私は初めて、途中からだがキッズニュースを見た。その内容は・・・





子供発明家たちの作品紹介





なんと極めていた・・・彼らは自由研究を極めていた・・・彼らがキッズニュースを見たかどうかの事実はともかく文章的につながった・・

たくさんのコップを倒さないように枷を入れるお盆とか、針のないコンパスとか、確かに柔軟な思考による発明品の数々が紹介されていた。真島さんが半年間「自由研究、決まらない。」を詠んでいる間に子供たちはいくつもの発明品を作り上げていたのだ。しかしその一方で・・











30分番組が15分に短縮されていた。














あとがき


この記事を書いてから、キッズニュースのCMを見れました、1月18日時点・・


真島さん「今日もまだ、自由研究、決まらない。」




次のCM企画が決まらないのである。
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