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3巡目満貫さんの紹介+カバーエッセイ

今回はとっておきのお薦めのブログをご紹介したいと思います。


3巡目満貫

さんです。
日記あり創作ありの笑いのブログです。体当たりで説得力を持たすため、というよりただ自分が一回したかったため、ブログ解説の前に彼の文章をカヴァーしてみました。ネタ元自体はオリジナルです。 ガチャピン



どーもゲーム化された者です。
どーも僕です。




「テレホーム」


僕は近くのショッピングモールに来ていた、そう大好きな服を買いにきたのである。色々な店を見ているとふとある店の接客トークが気になった。


客「いやーこれいいね。」

店員「いいでしょ?これ新作なんですよ、デザインも今な感じですし。」
お客が気に入ったものをその人に合うかどうか考えた様子もなく更に押す店員。

客「うんうん、いいね、さすがテレホームだよ。ハハッ」
客は笑顔で言った。


・・・テレホーム?気になった。なんだテレホームって?そんなデザインあったっけ?そんなアパレル用品あったっけ?テレホーム、まさかブランド名ではあるまい。いくらなんでもネーミングが家庭的過ぎる。そんなダサいネーミング、ハッピーライフのタマホームでも、パナホームでも、三井ホームズでも、シノケンでもマニアックな分野で一位の一条工務店でも考えないだろう。いや最後のはちょっと分かりにくい企業名か?ビーイング読者の間ではかなり有名企業だ。というか、なんで電話中心の家なんか今更作るんだ。どんな家だ?欧米か?違う、大正か?ハイカラか?NTTでさえ長澤まさみを使ってまで光ファイバーをしつこく押している時代に。



・・・一体なんだテレホームって?・・と考えつつ近くにあったブルゾンを見ると、TETTE、HOMMEと書いてあった、一瞬で疑問が氷解した。ファッションに興味のない方やご婦人方はご存じないかもしれないが、これはテットオムと読む。しかし一体これをどう読んだらテレホームになるのだ?HOMMEをホームと読む間違いはまあ百歩譲って認めていいとしても、問題はTETTEだ。スペルは間違ってもTELEではない。まあTELLEならテレと呼んでも仕方ない、TELTEだったならテレテ・・は言いにくいので時のネイティブ達が「後ろのTは発音しないことにしようぜハニー」「そうしましょうよベイビー、ウォンチュー」などと無言のうちに納得しあって使わなくなっていき、時の言語学者が「ノー、『テレテ』が本当の発音だ、全く最近の若者は母国語が・・」などと反論した本がベストセラーになりつつも結局Tの発音は消えていった可能性もあるのでまだいい。しかし、ここのブランドはTETTEである。発音だけでなくTとLを見間違ったという初歩的なミスも含んでいるのだからこの客は大罪である。まだテッテホームであるべきである。



麻雀で例えるなら、テッテホームならイーシャンテン、テテホームはリャンシャンテンでまだ救いがあるが、テレホームは牌の揃いとか以前にチョンボである、ポーカーならワンペアもないうえに反則負けである。



私は直接関係はないとはいえ、ここで店員に反論して欲しかった。いくら客とはいえ自分のブランド名を誤解されたまま買ってもらうのはどうだろうか?彼に説明して欲しい。彼に真実を伝えて欲しい。それでお客が恥ずかしい思いをして店から出て行くのを覚悟をしてでも彼に本当のブランド名を伝えて欲しい。それでこそ君はカリスマだ。君こそカリスマだ。




店員「・・・でもこのニットはほんといいですよー」

流した。彼は流した。間をちょっとあけて流した。完全にさっきの賞賛の言葉を聞いていないフリをした。僕には理解できなかった。なぜそのリアクションなのだろう?絶対教えてあげるべきだと思うのに。僕にはなぜだか全く分らなかった。私の体中を「?」が駆け巡ったままだ。気持ちが悪い。こういう時おじいさんがいれば丁寧に教えてくれるのに・・



ほわほわほわほわほわほわほわ~



ハイジ「おじいさん!どうしてこの店員はお話を流したの!?」

おじいさん「それはねハイジ、店員はお客様の言葉に逆らってはいけないんだよ。そうやって肯定肯定の言葉で購入に結び付けていくのが販売のお仕事なんだよ。」

ハイジ「ふーん、でも自分のブランド名を間違えられているのに・・さすがにそれはさり気なく教えてあげるのがいいんじゃないかなあ?」

おじいさん「その気持ちも分かるけど、彼を責めるのも可哀想だ。彼はギリギリまで追い詰められていたんだよ。自分のブランドを褒めてくれたけど、そのブランド名が間違っている・・褒められているのにネガティブな応答はしたくない、かといって、そこまで客に合わせて自分まで自分の店のブランド名を間違えて覚えているという風にもしたくない、それはあまりにも根本的な間違いだからね・・あえてトークを流したのは彼なりのギリギリの選択だったんだよ。」

ハイジ「説明が長いわ、おじいさん。」

おじいさん「・・・頼まれて一生懸命説明した人にそんなことを言ってはいけないよ。」

ピーター「それにしてもさあ恥ずかしいよなーこの客。」

クララ、屈伸中。

ハイジ「そんなことよりも、この続きが早く見たいわ。」

おじいさん「よし、じゃあ一緒に見てみるとしよう。」







ピーター「クララ無視!?」


ほわほわほわほわわわわほわ~うくくもけけ、ほわ~



おじいさんのおかげで僕の頭はかなりスッキリしたが、完全に気が晴れることはなかった。僕にはこの客のセンスが理解できないのである。テットオムというブランドは結構、悪っぽい感じである。どこの馬鹿がホームなんて家庭的なネーミングをつけようとするんだか。彼はそんな発想も出来ないらしい。なんてセンスの持ち主だギャハハ。おっと、思わず不快を与えやすい字「ギ」を使ってしまった。失礼。



そしてこの客は店員と雑談し、何枚か試着した末、「テレホーム」を一枚も買わなかった。なんだったんだこの会話+それをずっと聞いてた僕。ブランドを間違えられしかも試着までさせたのに一切買ってもらえなかった販売員が悲しく見えてきた。ピエロもいいとこである。もしも店舗に感情があったならこの客にハンガーを降らしてでも追い出したに違いない。これこそ本当のハンガー・・・・・うん、うまく繋がらなかった。あ、あった、ハンガーストライキだ。とにかくこんな客は最低だ。みんなも販売員になったらこんな客には要注意。その前に、こんな客には決してなってはいけない。


















その客は・・・







































2年前の私である。








ネタ終わり。こういう感じのブログです。これで楽しめた方はきっとハマると思いますし、これで楽しめなかった方は、本物はまた一味違うので確かめるためにも一読をお薦めします。どっちにしろお薦めします。じゃあ、なんだったんだこのカヴァー。



カヴァー無意味論を真正面から受けつつも3巡目満貫さんを紹介する僕。まあ昔、テレホームを思いついて一回やってみたいと思ってただけです。



3巡目満貫というブログタイトルは麻雀の言葉です。要はすぐ大きく勝ったということです。ツイているということです。(しかし個人的には3巡目とかどうでもいいから3回満貫が来て欲しいです。むしろラストがいい、笑)では紹介文。



3巡目満貫



私が思うこのブログの面白さは文章全体の力で笑いに誘うという点です。ボケ単体で読むより、最初から読むほうが著者の立場になれてひとつひとつのボケが増幅されて面白く感じる、そんなブログだと思います。ヒット数は数千、という訳では今のところないですが、きついエロネタも使わずなのですごい事だと思います。以下、特にお薦めの記事を3つだけ置いてあとがきに換えます。



1位 「村主」
私の中の最高傑作。まだ揺るがない。


2位  「夏祭り狂想曲」
18~20代男子はぜひ読むべき、ここに子供の現代の青年に対する一つの答えがある。


3位  「リアル伝言ゲーム」
彼の現時点でのミステリー作品最高傑作と言って過言ではない。


です。ぜひどうぞ。紹介は以上です。
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テーマ : お笑い - ジャンル : お笑い

COMMENTS

丁寧なご紹介

 すごくおもしろかったです。例え話への展開が確かに私っぽい。で、屈伸するクララ(笑)
 心のこもったご紹介、ありがとうございました。

光栄です。

ありがとうございます!もちろんkevinさんの優れたオリジナルがあってこその贋作ですが、それでも嬉しいです。

秘話

「テレホーム」じゃないってのは当時でもなんとなく気付いてたんですけどね、なんて読むのか分からなくて仮に「テレホーム」としていたら。いつのまにか自分の中で「テレホーム」になってしまいました。

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